キンドルが充電できない?原因と対処法を完全解説

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愛用しているKindleが突然充電できなくなり、お困りではありませんか。

キンドル充電ランプの状態を確認しても反応がなかったり、kindle充電ランプがオレンジのまま一向に変わらなかったりすると、故障を疑ってしまいますよね。

また、画面にkindleバッテリー残量が低下していますという表示が消えない状態や、kindleが充電100にならないといった症状に悩む方も少なくありません。

原因は、kindleが充電できない接触不良の可能性もあれば、ケーブルの問題かもしれません。


最近のモデルではkindle充電がタイプCに変わっているため、古い充電器が原因の可能性もあります。

充電器代用を試すにしても、適切なキンドル充電時間を知っておきたいところです。


この記事では、そんなKindleの充電に関するあらゆるトラブルの原因を突き止め、具体的な解決策を分かりやすく解説します。


まず確認!キンドルが充電できない5つの原因

  • キンドル充電ランプの色と状態で判断
  • kindle充電ランプがオレンジのまま進まない
  • kindleが充電できないのは接触不良が原因かも
  • 「バッテリー残量が低下しています」が消えない
  • お使いのkindle充電はタイプCですか?


キンドル充電ランプの色と状態で判断

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Kindleが充電できない時、まず確認すべきなのが本体下部にある充電ランプ(ステータスライト)です。

このランプの色や状態は、Kindle端末が現在どのような状況にあるかを示す重要なサインとなります。


ランプが示す基本的な意味を理解することで、問題の原因を切り分ける第一歩になります。

例えば、ケーブルを接続してもランプが全く点灯しない場合は、電源コンセントや充電器、ケーブルに電力が供給されていない可能性が考えられます。

一方で、ランプは点灯するものの充電が進まない場合は、端末本体のソフトウェアやバッテリーに何らかの問題が起きている可能性が浮かび上がります。


このように、ランプの状態を正しく把握することが、効率的な問題解決への近道となります。

主なランプの状態とそれぞれの意味は、以下の表の通りです。


ランプの状態意味・考えられる原因
点灯オレンジ(橙色)正常に充電が行われています
点灯充電が完了しました
消灯なし電源が供給されていない、または端末の異常が考えられます
点滅オレンジ(橙色)PCとのUSB接続モード、またはバッテリー異常の可能性があります
点滅端末が再起動の処理を行っている最中です



kindle充電ランプがオレンジのまま進まない

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充電ケーブルを接続するとランプはオレンジ色に点灯するものの、何時間待っても緑色に変わらず充電が進まない、という症状があります。

この場合、いくつかの原因が考えられます。


最も多い原因は、バッテリーの完全放電です。

Kindleを長期間使用せず放置していた場合、バッテリーが完全になくなってしまい、充電を開始するために通常より多くの時間と電力が必要になることがあります。

特に、壁のコンセントではなくPCのUSBポートから充電している場合、供給電力が不足して充電が進みにくくなる傾向が見られます。


また、端末のソフトウェアが一時的にフリーズし、バッテリー残量を正しく認識できていない可能性も否定できません。

システムが正常に動作していないため、充電はされているものの表示に反映されないという状況です。


対処法としては、まず壁のコンセントに接続したACアダプターを使い、少なくとも4時間以上、できれば一晩そのまま充電を続けてみてください。

供給電力が安定している環境で長時間充電することで、完全放電したバッテリーが回復することがあります。

それでも改善しない場合は、後述する端末の再起動を試すのが有効な手段となります。



kindleが充電できないのは接触不良が原因かも

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ランプが点灯しない、あるいは点いたり消えたりして不安定な場合、物理的な接触不良が原因である可能性が高いです。

毎日使う充電ポートやUSBケーブルは、見た目以上にデリケートな部分であり、トラブルの原因となりやすい箇所です。


主な原因としては、まずKindle本体の充電ポート内部にホコリや糸くずなどの細かなゴミが詰まっていることが挙げられます。

ポケットやバッグの中に入れて持ち運ぶうちに、ゴミが侵入してしまい、ケーブルの端子が奥までしっかり差し込めなくなるのです。

これにより、電力が正常に供給されなくなります。


次に、USBケーブル自体の問題も考えられます。

ケーブルを抜き差しする際の負荷や、無理な角度で曲げたりすることで、内部の配線が断線することがあります。

特にケーブルの根元部分は断線しやすいため注意が必要です。

同様に、コンセントに差し込むACアダプターの内部的な故障も原因となり得ます。


これらの問題を確認するため、まずはKindleの電源をオフにした上で、充電ポートの中をライトで照らして確認し、

ゴミがあればエアダスターや乾いた柔らかいブラシで慎重に取り除いてください。

その後、現在使用しているものとは別のUSBケーブルとACアダプターの組み合わせで充電を試すのが有効です。

もし別のケーブルで正常に充電できれば、原因は元のケーブルにあったと特定できます。



「バッテリー残量が低下しています」が消えない

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Kindleの画面に「バッテリーの残量が低下しています。

ご使用前にKindleを充電してください。」というメッセージが表示されたまま、充電しても画面が変わらず操作も一切できなくなることがあります。

これは、バッテリーが完全に放電してしまい、システムを起動するための最低限の電力さえ残っていない状態です。


このメッセージが表示された場合、通常の充電方法ではすぐに復帰しないことが多くあります。

端末のシステムがフリーズしている状態に近いため、単に電力を供給するだけでは画面表示を更新する処理が追いつかないのです。


このような状況に陥った際の最も有効な対処法は、PCのUSBポートに接続して、そのまま数時間から半日ほどじっくりと充電を続けることです。

壁のコンセントからの高出力な充電とは異なり、PCから供給される安定した低電力の充電が、フリーズしたシステムを安全に復帰させるきっかけとなる場合があります。


PCに接続してしばらく充電しても画面に変化がない場合は、ケーブルを接続したままの状態で、後述する「40秒間の長押し再起動」を試してみてください。

充電しながら強制的にシステムを再起動させることで、バッテリー残量を正しく再認識し、正常な起動プロセスに戻ることが期待できます。



お使いのkindle充電はタイプCですか?

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Kindleの充電トラブルで見落としがちなのが、充電ポートの規格です。

Kindle端末は、モデルの世代によって採用されているUSBポートの規格が異なります。


microUSBポート

比較的古い世代のKindle Paperwhiteや無印Kindleモデルの多くは、「microUSB」という台形の形をしたポートを採用しています。

長年にわたり多くの電子機器で使われてきた規格です。


USB Type-Cポート

一方、2021年以降に発売された新しい世代のKindle Paperwhite(第11世代)や、最新の無印Kindle(第11世代)などでは、「USB Type-C」という上下の区別がない楕円形のポートが採用されています。

これは現在のスマートフォンやノートPCの主流となっている新しい規格です。


もし、お持ちのKindleとは異なる規格のケーブルを無理に差し込もうとすると、ポートやケーブルの破損に繋がる恐れがあります。

充電ができないと感じたら、まずはお手元のKindle本体のポートの形状と、使用しているケーブルの先端の形状が一致しているかを改めて確認することが大切です。

特に、ご家族で複数の世代のKindleを使っている場合などは、ケーブルを取り違えてしまう可能性もあるため注意が必要です。



それでもキンドルが充電できない時の対処法

  • 推奨されるキンドル充電時間と注意点
  • 充電器代用は可能?選び方のポイント
  • kindleが充電100にならない時の解決策
  • 40秒間の長押し再起動を試す
  • それでもキンドルが充電できない最終手段


推奨されるキンドル充電時間と注意点

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Kindleを適切に充電することは、バッテリーの寿命を長持ちさせる上で非常に大切です。充電時間は、使用する電源によって異なります。


一般的に、出力が5W以上のACアダプターを使用して壁のコンセントから充電した場合、バッテリーが空の状態から満充電になるまでの時間は約2時間から4時間程度です。

一方で、PCのUSBポートから充電する場合は、供給される電力が比較的小さいため、約4時間から6時間、あるいはそれ以上かかることもあります。


充電する際の注意点として、充電しながらの読書やダウンロードはなるべく避けることが推奨されます。

充電と放電を同時に行う「ながら充電」は、バッテリーに余計な負荷をかけ、発熱の原因となります。

この発熱がバッテリーの劣化を早める一因となるためです。


また、現在のKindleには過充電を防止する保護機能が内蔵されているため、充電が完了した後にケーブルを繋いだままでも大きな問題はありません。

しかし、バッテリーを最適な状態に保つためには、充電ランプが緑色に変わったらケーブルを抜く習慣をつけるのが望ましいでしょう。



充電器代用は可能?選び方のポイント

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Kindleに付属のUSBケーブルや純正のACアダプターを紛失、または破損してしまった場合、市販の製品で代用することは可能です。

ただし、どの製品でも良いというわけではなく、安全に使用するためにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。


まず、ACアダプターを選ぶ際は、出力が5W(5V/1A)以上のものであることを確認してください。

スマートフォンの充電に使っているものであれば、多くはこの基準を満たしています。

出力がこれより低いと、充電に非常に長い時間がかかったり、充電自体ができなかったりする場合があります。


そして、最も大切なのが安全認証です。

日本国内で使用する場合、電気用品安全法に基づいた「PSEマーク」が表示されている製品を選んでください。

このマークは、国が定めた安全基準を満たしていることを示すものです。

認証を受けていない安価な非正規品は、過熱や発火といった重大な事故を引き起こす危険性があるため、使用は絶対に避けるべきです。


USBケーブルも同様に、品質の確かな製品を選ぶことが鍵となります。

特に、Apple製品との互換性を示す「MFi認証」など、第三者機関による認証を受けた製品は信頼性が高いと言えます。

安価すぎるケーブルは内部の配線が細く、断線しやすかったり、安定した電力供給ができなかったりする場合があります。



kindleが充電100にならない時の解決策

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充電ランプが緑色になり、充電完了を示しているにもかかわらず、画面上のバッテリー表示が97%や98%で止まってしまい、100%にならないという現象があります。

これは必ずしも故障ではありません。


この現象の主な理由として、バッテリーの劣化を防ぐための保護機能が働いている可能性が考えられます。

リチウムイオンバッテリーは、満充電の状態が長く続くと負荷がかかり、劣化が早まる特性があります。

これを避けるため、近年の電子機器では、満充電に近い状態になると意図的に充電を緩やかにしたり、停止したりする制御が行われることがあります。


また、ソフトウェアがバッテリー残量を誤って表示しているだけの可能性もあります。

この場合、「バッテリーのキャリブレーション」を行うことで表示が正常に戻ることがあります。

手順は簡単で、一度バッテリーを0%になるまで使い切り、そこから再度100%になるまで中断せずに一気に充電するというものです。

これを1〜2回繰り返すことで、システムがバッテリーの最大容量を再学習し、残量表示が正確になることが期待できます。


ソフトウェアが最新でない場合にも表示の不具合が起こることがあるため、Wi-Fiに接続し、「設定」からソフトウェアアップデートが利用可能か確認してみるのも有効な手段の一つです。



40秒間の長押し再起動を試す

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これまで紹介したどの方法でも解決しない場合、多くのソフトウェア的な不具合を解消できる最も効果的な手段が、端末の強制再起動です。

Kindleがフリーズしたり、動作が不安定になったりした場合、この操作で問題が解決するケースが非常に多くあります。


操作手順は以下の通りです。この操作を行う前に、必ずUSBケーブルをKindle本体から抜いてください。


  1. Kindleの電源ボタンを押し続けます。
  2. 数秒後に画面にシャットダウンのダイアログが表示される場合がありますが、無視してそのままボタンを押し続けてください。
  3. 画面が一度消えますが、それでも指を離さず、スマートフォンのストップウォッチなどで正確に40秒間、電源ボタンを押し続けます。
  4. 40秒が経過したら、ボタンから指を離します。
  5. その後、端末は自動的に再起動を開始します。画面に男の子が木の下で本を読んでいるイラストが表示され、起動プロセスが始まります。


この40秒間の長押しは、通常の再起動とは異なり、システムの深い部分をリフレッシュする効果があります。

充電ができない、ランプが反応しない、画面が固まった、といったトラブルの多くは、この操作によってシステムが正常な状態に戻り、解決へと繋がります。

一度でうまくいかなくても、時間をおいて再度試すことで成功する場合もあります。



それでもキンドルが充電できない最終手段

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これまでに解説した全ての対処法、つまり充電環境の確認、物理的な接触不良のチェック、長時間の充電、そして40秒間の長押し再起動を試しても、残念ながらKindleの充電問題が一切改善しない場合、

端末本体のバッテリーや内部基板に物理的な故障が発生している可能性が極めて高いと考えられます。


こうなると、ユーザー自身でできることは限られてきます。

無理に分解などを試みることは、さらなる破損や保証の対象外となるリスクがあるため、絶対に避けるべきです。


このような状況における最終手段は、Amazonの公式カスタマーサービスに直接問い合わせることです。

専門のスタッフが、これまでの経緯を詳しくヒアリングした上で、さらなるトラブルシューティングの提案や、保証期間に応じた修理・交換の案内など、最適なサポートを提供してくれます。


問い合わせを行う際は、事前に以下の情報を手元にまとめておくと、スムーズに話を進めることができます。


  • Kindle端末のモデル名とシリアル番号(可能であれば)
  • 発生している問題の具体的な内容
  • これまでに試した全ての対処法
  • 購入時期がわかる注文番号など

これらの情報を基に、専門家の判断を仰ぐことが、問題を解決するための最も確実で安全な方法です。



まとめ

これまで解説してきた様々な対処法を試しても、残念ながら問題が解決しないケースもあります。

最後に、Kindleが充電できない時に確認すべき重要なポイントと、試すべき手順を一覧でまとめます。ご自身の状況と照らし合わせながら、見落としている点がないか最終確認をしてみてください。


  • 充電トラブルの最初の判断はランプの色と状態で行う
  • オレンジ色のランプは正常な充電中を示している
  • 緑色のランプは充電完了のサイン
  • オレンジランプが長時間続くならバッテリーの完全放電を疑う
  • 充電ポート内のホコリやゴミが接触不良の原因になる
  • まずは別のUSBケーブルやACアダプターで試してみる
  • 「バッテリー残量が低下しています」の画面はPCからの長時間充電が有効
  • Kindleのモデルによって充電ポートの規格(USB-CかmicroUSBか)が異なる
  • 壁のコンセントからのフル充電時間は約2時間から4時間が目安
  • 代用の充電器を使う際はPSEマークの有無を確認する
  • 充電が100%にならないのはバッテリー保護機能の場合がある
  • 多くのソフトウェアの問題は40秒間の電源ボタン長押しで解決する
  • 強制再起動は必ずUSBケーブルを抜いた状態で行う
  • ここまでの全手順を試しても改善しない場合は物理的な故障の可能性が高い
  • 最終的な手段としてAmazonのカスタマーサービスに問い合わせる



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